なんだか昭和のいい香りを感じてしまいました。 このラストコップというドラマ。 6月19日に日テレでエピソード1が放送され、続きはHuluでという日テレとHuluの共同制作のドラマ。
30年の眠りから復活の主人公
30年前の事件で昏睡状態になり、30年間眠り続けていた刑事が目覚める。 まるで浦島太郎状態の刑事が主人公。 なので、ファッションも白のTシャツにジーパン、スタジャン。いかにも昭和。
この主人公のキャラもまた昭和って感じで好感持てます。 熱い、そして自分勝手。でも、家族や周囲の人のことを大切に思っている。 そんな種類の優しさとどこか芯の強さを持っている感じです。
主演は唐沢寿明。
なぜか昔のぼくの記憶が蘇ってきた
いかにも「爽やか好青年」というイメージの俳優さんの彼ですが、実はアクション俳優志望だったみたいです。
しかし、彼がブレークしたのは「愛という名のものとに」の代議士の息子役。 いわばぼんぼんのお坊ちゃん。服はいつも爽やかなポロシャツ。
本人はそのイメージに結構悩んだみたいです。 学生の頃に読んだ彼の本には、自分が求めているものと周囲から求められるものとのギャップが嫌だった。本当は俺はこんな人間じゃないのにと苦しかった。
というようなことが書かれてあったのを思い出しました。
それと共に思わず、20年くらい前の冷房のないサウナ状態のアパートで読んだ本の記憶が蘇ってきました。
あのころのぼくは今より知識も経験もお金もなかったけれど、今より暑苦しい気持ちを持っていたような記憶。
同時にがむしゃらに生きていた記憶も。
諦めずひとつのこと、好きなことを継続していくと、例えすぐには結果が出なくても必ず実現できるようになっているものなんだなって、改めて思いました。
そういう意味でもこのドラマのこれから先の展開は気になります。
6月19日のテレビでの放送を見逃した人や、その続きが気になるっていう人はHuluで配信中なので、チェックしてみて下さい。 なんか最近元気でないなぁ。なんて思っている人は、忘れていた何かのキッカケになるかもしれません。
最近のドラマを観るより断然おすすめですね。
ふたり (幻冬舎文庫) | ||||
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