11月27日にNTTドコモがグループ会社の株式会社mmbiが提供するスマホ向け放送サービス「NOTTV(ノッティーヴィー)」を2016年6月で終了するという発表をしましたね。

2012年に開始されたこのサービスも、NetflixやHuluなどの黒船襲来の波に呑まれるというカタチになってしまいましたね。
すっかり影の薄い存在に
このニュースを見たときの正直な感想は、『そんなサービス、そういえばあったな』というもの。
だって、最近ドコモショップや量販店に行くとそこに仰々しく飾られているのは「dTV」の宣伝POP。NOTTVとdTVの違いがもはや分からないという状態でしたしね。
それになんといっても、NetflixやHulu、Amaoznプライムビデオなどのサービスが今年は続々と日本で開始され(Huluは数年前から)。ユーザー側の選択の幅が一気に広がった年でしたからね。
そんな中で、ここまで存在感の薄いサービスが生き残るというのは極めて難しいということは想像に難しくないですよね。
今回の報道発表資料内でもこう言ってますし。
しかし、昨今のスマートフォン向けのインターネットなどによる映像配信の普及により、当初想定していた会員数の獲得に至らず、今後の事業継続が困難な見込みであることからサービスを終了することといたしました。
既存ユーザーへの対応は現在検討中
そこで気になるのが、既存ユーザーはどうなるの?ということ。
ドコモは現在NOTTVを利用中のユーザーについては、dTVなどのドコモのサービスをお得に利用できるように各種施策を準備中とのこと。
詳細が決まり次第、ドコモホームページで案内されるということです。dTVというサービスもあることだし、いきなり動画サービスが利用する術がなくなるということはなさそう。
それに、なにもドコモのサービスを利用しなくても今なら前出のようにたくさんの動画配信サービスが選択可能ですからね。
NOTTVユーザーの方達は、これを機に本当に自分に合った動画サービスをもう一度検討してみてもいいかもしれませんね。各サービス無料期間もありますからね。
Source:NTTドコモ 報道発表資料
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