9月17日にリリースされたiOS9は様々な新機能を搭載している。 昨日のiPhoneに引き続き、今日はiPad AirをiOS9にアップデートしてみた。
結果、iPadが別物のデバイスへと進化しました。 今回のアップデートはiPadのためにあるんじゃないかってくらいです。なんといっても今回の目玉はマルチタスキング。ぼくのiPad Airでは3つの機能のうちひとつは対応していないけれど、それでもかなり便利に。
iOS9新機能【iPad版】
1.Slid Over
画面右端から左方向へスワイプすることで起動。 2番目のアプリを重ねて表示することができるように。Safariを開きながらメモをとったり、メールをチェックしたりということができるように。今までのようにいちいちアプリの画面を切り替えなくてもいいので、凄く便利。

2.Split View
2つのアプリを横に並べて開くことができる機能。両方のアプリを同時に使用可能な為、PCでウィンドウをいくつか開きながら作業するのと同じような感覚で使用できる。
この機能はiPad Air2以降でしか使用できない模様。

画像:Apple
3.ピクチャ・イン・ピクチャ
画面右下の小さなウィンドウで動画を再生することが可能に。HuluやNetflix、Youtubeを再生しながら作業することが可能。この機能はぼくみたいに「ながら○○」をする人にはとっても嬉しい新機能!

※マルチタスキング機能対応機種一覧
iPad Pro | iPad Air 2 | iPad Air | iPad Mini 2 | iPad Mini 3 | iPad Mini 4 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Split View | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Slide Over | ○ | ○ | × | × | × | ○ |
ピクチャ・イン・ピクチャ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
4.キーボードショートカット
オンスクリーンショートカットでは、「コピー/ペースト」「太字」「斜字」「下線」「添付」のアイコンが追加され使用可能に。

また、ハードウェアショートカットは「Command+T」でSafariで新規タブを開いたり、「Command+Tab」でアプリの切替が可能になったりとほぼMacと同じように使用することができるようになっている。
iOS9へのアップデートでiPadは今までの「ブラウジングと動画専用」という端末から脱却しようとしている。少なくともぼくの中では。
これで、MarsEditのiOS版がリリースされれば最高なんだけれどなぁ。