元々ぼくは読書をするということに抵抗のある部類の人間ではありません。

読書をすると、知識が増えるだけでなく、心が落ち着いたり、想像力がかきたてられたり、何かと刺激を受けたり・・・など数え上げるとキリがありません。
読書をした方が幸せになるなんて調査結果もあるみたいですし。
多方面でメリットがありそうな読書ですが、『読書慣れ』していない方からするとその行為は少し抵抗がありますよね。 実際ぼくも最初はそうでした。
多分この原因は、小学校の読書感想文とかの課題が原因じゃないかと思います。 本当はマンガを読みたいのに、活字ばっかりの課題図書を読まなくてはならなくて。しかも、その感想を書かなくちゃならない。
そんなガチガチのルールがぼくを一時期読書から遠ざけた原因じゃないかと思います。
そんな読書が習慣化した4つのポイントを紹介します。
『つまらない読書』を『楽しい習慣』にする方法
1."1日5分でもいいから本を読む"
朝は早朝から出社し、帰宅は夜中なんてサラリーマンの方、意外と多いのかもしれません。そんな方は、読書の時間がなかなか取れないかもしれません。
あとは、疲れたから帰宅してボーッとして寝るというパターン。
その気持ちとてもよく分かります。
そんなときは5分だけ、本を読みましょう。 ムリにたくさん読もうとすると、読書の内容が頭に入ってきません。 『読書をする』という行為を体に覚えさせる目的で、短い時間だけで切り上げましょう。
2."つまらなかったら途中で放棄"
読み始めた本がつまらない。途中まで読み進めたけれど、どうもよくわからない。
そんなときは、思い切って一度その本を読むのを中断して、別の本に移りましょう。
きっと、まだその内容を読むタイミングではないんです。 なのでそんな本は、その時が来るまで思い切って封印してしまいましょう。
まじめな性格の方は、ひとつずつ完成させていかないと気持ち悪いと感じるかもしれません。 けれど、気が乗らない本を時間をかけて最後まで読んでも、大抵何も吸収できません。時間の無駄です。
ぼくはいい加減な性格なので、読みかけの本が10冊以上あります。
3."マンガも読書の中にカウントする"
読書というと、活字ばかりの小難しい内容や小説をイメージすると思います。 けれど、マンガを読むことだって立派な読書だと思います。
マンガから学ぶことの方がひょっとしたら多いかもしれません。
特に本を読むという習慣がない方や、今まで読書をほとんどしてこなかった方などは面白そうな漫画から始めてみると少しはハードルが低く感じるんじゃないでしょうか?
習慣になってしまえばもうラクチン
馴染みのない人からすると面倒そうな読書も、歯を磨いたり、お風呂に入ったりというのと同じように習慣になってしまえばとてもラクチン。
むしろ読書をしないと落ち着かない。なんて気分になります。
上に挙げた3つのポイントはぼくが社会人になり、読書から遠ざかっていた時に実践した方法です。
読書ってとても色んな素晴らしい効果をもたらしてくれる。 なんだかイライラしたりしているときも、心を落ち着かせてくれたり。 仕事がうまくいかないときに、その突破口のヒントを与えてくれたり。 自分の考えが見えなくなっているときに、本当の気持ちに気づかせてくれたり。
1冊ずつ読む必要なんてないんです。内容が全部理解できなくてもいいんです。そもそも読書の仕方に「こうしなくてはいけない」なんて決まりはないんです。
自分の読みたい本を読みたいように、自由に読んでみませんか? そうすれば、今までは見えなかったことに気づくことができるかもしれませんよ。