母艦&自宅作業用として使用しているiMacの起動ディスクを外付けSSDに変えてみました。

ぼくの使用しているのはiMac 21.5-inch Late 2013。 一昨年の年末に家電量販店でカスタマイズなしで購入したもので、メモリは8GB。
購入当初は今ほど画像の編集などをしていないかったので、それなりにサクサクだったのですが、最近になってメモリが8GBではあまりにも足りず、レインボーのグルグルがしょっちゅう出てくるように。
かといって新しいiMacを購入っていっても、カスタマイズしていくと結構な値段になるし・・・。
ということで、今回外付けSSDを起動ディスクとして使用するべく変更を決意しました。
結果、新しいiMacを購入したみたいに滅茶苦茶サクサクになりましたよ!ヘタしたら、購入時よりも速くなってるんじゃないかってくらい。
メモリもHDD交換もリスク大
本当はメモリを増設したかったんです。 けれど、現行のiMacは本体を開けるのにもディスプレイが粘着テープでひっついていたりしているようで一筋縄ではいかなそう。
HDDの乗せ換えにしても同様。 さすがにこれはリスクが高いということで、あえなく断念しました。
そんな時にネットでなにかいい方法はないか調べていたときに見つけたのが外付けSSDを起動ディスクにするという方法。
今回はwebteamさんのこちらの記事を参考にさせていただきました。
HDDなiMacをSSD 化して快適環境を手に入れろ!まだHDDで消耗してるの?
以下、今後何かあったときの備忘録として。
作業に必要なもの
今回準備したものは次の3つ。
- 起動ディスクに使用するUSBメモリ
- SSD
- 外付けHDDケース

すべてAmazonで購入。すぐに届くし便利ですよね。
USBメモリ
SSD
外付けHDDケース
3つで15000円かからずに揃えることができました。
作業はやってみると意外と簡単でしたよ
あらかじめOS X YosemiteをUSBメモリにインストールし、起動ディスクを作成しておきます。
起動ディスクの作成方法はこちら。
SSDと起動ディスクのセット
USBの準備が終わったら、SSDをケースに入れてiMacに接続します。

▲このケースはスライドで開くので、取付けもカンタンでした。

▲SSDをiMacにセット
SSDをセットすると画面に警告がでるが、ここは「無視」を選択。

この段階で準備しておいたUSBメモリを挿します。

ただし、この状態ではSSDがインストール先として選択できない。 ここの段階でSSDのフォーマットが必要。
SSDのフォーマット
ディスクユーティリティを開きます。
SSDを選択し、「消去タブ」→「名前の入力(なんでもOK)」→「消去」をクリックの順に進めます。

これでフォーマットは完了です。 USBから起動したYosemiteのインストール画面へ移行します。
OSのインストール
インストールディスクの選択画面で、さきほどフォーマットしたSSDを選択します。

▲フォーマット済みの外付けSSDを選択
インストールが始まるので終わるのを待ちます。

あとは起動したOSに既存HDDのアプリやらを移行していきます。
アプリ移行と初期設定
Yosemiteが起動したらMacの移行画面になります。 今回はOSとアプリの起動をSSDからにしたいので、それらの情報をHDDからSSDへ転送させます。
「Mac、Time Machine バックアップ、または起動ディスクから」を選択して次へ進みます。

転送元のHDDを選択して次へ。

あとは勝手にデータ転送が進みますので、そのまましばらく待ちます。 僕の場合、約20分程度で初期設定画面に移行しました。

この後に初期設定や、各アプリの設定を行えばすぐに使用できるようになります。
今回初めてやったんですけれど、所要時間1時間程度で作業が完了しました。 元のHDDはiMacの中で生きているので、バックアップとか万が一起動しなかったなんて時でもデータはちゃんと生きています。
しかもSSDで起動したiMacは今までと見違えるくらいサクサク。 かかった金額は15000円弱。 外付けにしているので、見た目的には荷物が一つ増えた感じですけれど、それを補って余りあるほど作業スピードが格段に早くなりました。
新しいMacを購入するにはまだ早いし、しかもスペックを上げていったら結構なお値段になりますからね。
Macが遅いっていう人にはおすすめです。