ここ最近格安SIMについて、いろいろ調べていたんだけど、急遽スマホ本体も必要になりました。
母に持たせていたガラケーが、ついに調子がおかしくなったとのこと。
調べてみると、そのガラケーの利用年数は今月でなんと
5年2ヶ月!!!
いまのいままで、一度も故障という故障はなし。ほとんどが、ぼくか妻へのちょっとした連絡のためなので、料金プランもau最安の通話オンリーのプランで利用してます。
それにしても、電池パックよくもってるなって感心します。利用頻度の低さも手伝ってるんでしょうね。
ということで、ちょっと気になっていたMVNO(格安SIM)のスマホセットを調べてみました。 今回調べたのは、ちょうどアドセンス広告で目についた「楽天モバイル」。
楽天モバイルコミコミプランを調べたよ
いまからガラケーに機種変更するっていっても、それなりに端末代金かかるし選択肢もかなり少ない。しかも、母は最近やっとメールの使い方を覚えはじめたようなので、LINEとか使えた方がなにかと便利だろうということで、楽天モバイルのスマホセットプランを調査開始!
楽天モバイルのスマホ代込みのコミコミプランは、S/M/Lの3つ。プラン毎にセットでついてくる端末が決まってます。プランの料金と、セット端末はこれ。
【プラン:端末:データ通信容量:月額料金(税別)】
プランS: ZTE BLADE E01: 2GB: 1880円
プランM: HUAWEI P9 lite: 2GB: 2480円
プランL: FUJITSU arrows M03: 4GB: 2980円
このプランは、スマホの本体代金(24回分割)+データ通信+SMS機能+音声通話+楽天電話がこの料金で利用できますよ〜っていうやつ。
あ、楽天電話っていうのは、楽天電話アプリから電話をかければ5分以内の国内通話が何度でもかけ放題。しかも、通知される番号はちゃんと090とか080の番号で通知されるっていう、電話回線を使った通話アプリ。
1回の通話が5分を超えた場合は、30秒/10円の料金が発生します。
IP電話アプリと違うので、ちゃんと電話番号が使えるってこと。
端末代金込みで、1880円って超お得でしょ!?
じゃあ、これでいいじゃん!
60代半ばでスマホデビューするような我が母なら、多分アプリとかもダウンロードできないだろうし、電話だって1回に5分以上の通話なんてしないみたいだから、楽天電話で十分事足りそうだし。
プランSで十分でしょ!これに決めた!って一度は思ったんですが、心の中の奥底からかすかに聞こえる、心優しきぼくが言ったんです。
「もう少しちゃんと調べてみて・・・。お母さんだって、スマホを持ったらもっといろんな事をやりたいと思うかも・・・」
新しいガジェットをいじりたいだけのぼくが、ここで冷静さを取り戻したわけです。
なにか新しいことを始める時って、あとで後悔しないためにもこの「冷静と情熱の間」な感じ、大切です。
ということで、プランSにセットになっているZTE BLADE E01というスマホについて調べることに。
RAM1GBはちょっと厳しい・・・
はい、スペック表はこんなかんじ。
カメラは背面が800万画素、セルフィーなんかで使うインカメラが500万画素。
ここは、まあ価格的には十分アリでしょう。
カメラ機能としても、顔検出とか笑顔検出や、動いている被写体を追いかけて1枚の静止画に編集するストロボシューティングなんかの機能もついているし、むしろコスパはいい印象です。
デザインも悪くないしね。
ただ、このZTE BLADE E01というスマホ、やっぱり格安端末ゆえの弱点があります。
当然といえば当然なんですけど。
その弱点が、RAM。
PCでいう、メモリってやつです。このスペック表では、メインメモリって表記されてるところ。
これが1GBしかない。
PCでもそうなんですけど、このメモリの数字が大きければ大きいほど、その端末はサクサク動く。どんなに高性能なCPUを搭載していても、このメモリ(メインメモリ/RAM)が少ないとその端末は、十分なサクサク感を演出してくれない。
このRAMが1GBって、いまの時代のスマホだとちょっと力不足なんですよね。
ちなみに、ドコモのビジネス用で機能なんかも必要最低限につくられているビジネススマホでも、RAMは2GB。
そう考えると、これは結構不安。
ほとんどケータイを利用しない母が利用する端末といっても、スマホになったら、今までのSMSはLINEになるだろうし、旅行に行けばWebやGoogleマップなどもそのうち使えるようになるだろう。
そんなことを考えると、とてもじゃないけれどRAM1GBの端末では役不足。
PCでもWin10積んでて、メモリ1GBなんていう超格安PCあるけれど、あんなの初期設定終わったばかりの段階の完全新品の段階で、ブラウザ立ち上げるのに1分以上かかったりするし、もう初期不良か!?って思うレベルだし。
そんな端末を購入するっているのは、ぼくから言わせれば
騙されているよ、ソレ・・・
ってレベルだし。
まあ、通話しか使わないならそれでもなんとかなるだろうけれど。
それなら、端末代をちょっと上に見積もってRAM2GB以上のスマホをあてがった方がコスパがいいと思うし。
コミコミプランM以上の端末ならRAMも2GB搭載しているし、その他の機能もグーンと性能が上がっているしね。
Amazonとかでも、結構格安で端末が販売されているので、端末を別で購入してSIMだけ契約っていう手もあるし。
まとめ
というわけで、振り出しに戻った格安SIMへはじめてのスマホMNP大作戦。
この段階でひとつだけいえるのは、格安SIMのコミコミプランはちゃんと端末についても調べないと、あとで後悔するかもよってこと。
たしかに、コミコミプランを選択すればAPN設定もいらないので、端末を手にしてすぐに使い始めることが可能なので、設定ができないって人でも安心。
でも、最安のプランは端末のスペックが低いので、メインスマホとして使うっていう人なら、楽天モバイルならプランM以上をおすすめします。
自分でAPN設定できるよ!っていう人は、端末を別で購入してっていう選択肢もあるだろうし。
たしかにコミコミで、1880円/月っていうのは魅力。だけど、料金だけに惑わされて契約すると、あとで後悔することもあるので、ちゃんと考えで契約しないと危険ですよ。
コミコミプランは2年契約ですしね。